発達障害ユーの人生逆転ブログ

闇の大学時代→ホワイト企業に就職&投資で資産形成するブログです。

自殺衝動に駆られた時に、頼るべき人、頼るべきでない人  

三行早見

  • 「生きててほしい」から止めてくれる人を頼るべし
  • 精神を改善する方法論を示す人は、急性期はNG、元気な時に頼るべし
  • 説得・批判をする人は、頼っても逆効果

 

自殺したい。

そう思う人は、現代社会では少なくないと思います。

私もしばしば、その一人になります。

その当事者として、どんな人に頼るべきかを発信していきます。

どう励まされたら、自殺を止めてもらえたのか。

どう励まされたら、ますます死にたくなったのか。

個人的な線引きですが、頼るべき人、頼るべきでない人の特徴を紹介します。

 

「生きててほしい」から止めてくれる人を頼るべし

一番頼りたいのは、「生きててほしい、死んだら嫌」だから止めてくれる人。

危うい時に、感情的に止めてくれてくれる人です。

ポイントは、感情的であること。

感情的であるがゆえに、寄り添って親身に励ましてくれる可能性が高いです。

そして、感情的であるがゆえに、こちらが向こうを論破することもできません。

論破できないので、素直にその感情を受け入れざるを得ません。

すると、少しだけですが、自分の居場所や、自分が生きていていいのかもしれないという感覚につながってくるのです。

さて、続いては別のタイプの人を紹介しましょう。

 

精神を改善する方法論を示す人は、急性期はNG、元気な時に頼るべし

注意が必要なのは、「自殺したい心理はこういう方法で解決できる」のように、方法論を提示してくれる友人。

このような人は、急性期には頼ってはいけません。

なぜなら。自殺したい精神状態の時に、自分を変える気力は全くないからです。

その上、教わった方法を試せもしない無気力が、かえってプレッシャーを増大させます。

その一方で、このタイプの人には、元気が出てきて動ける時に、存分に頼らせてもらいましょう。

このタイプの人は、自己否定感や自殺願望の、メソッド化された改善方法を知っている可能性が高いです。

ゆえに、それらのマイナス要素を、根本から解決できる可能性を、その人は持っています。

このような人には、元気な時に、自己否定感を根本解決したい時のみ頼りましょう。

さて、続いては、頼ると逆効果になるタイプの人です。

 

論理的説得・批判をする人は、頼っても逆効果

論理的説得をしてきたり、批判をするようなタイプの人は、頼ると逆効果です。

具体的には、次のようなタイプの人が挙げられます。

  • 命の大事さを説いてくる。
  • あなたが死んだら悲しむ人がこんなにいる、という説得をする。
  • もっとひどい状況に置かれた人を見たら、自分が恵まれた状況にいると分かる、と説得する。
  • うつになる精神の弱さや甘さを追求してくる。

このような論理的説得は、今現在のあなたの苦しみについて、全く理解を示しません。

そして、自分が死にたいと思っているのが、あたかも間違ったことであるかのように感じさせてきます。

ゆえに、自己否定が強まり、さらに死にたい気分を高めます。

きっと、悪気はないのでしょう。

それどころか、自殺を食い止めたいと思うのでしょう。

しかし、このような形で話されても、心に響かない。

私自身は、自殺企図の当事者として、申し訳ないことに、逆効果に感じました。

 

まとめ

急性期には「生きててほしい」から感情的に止めてくれる人を頼り、元気な時にのみ精神を改善する方法論を示す人を頼る。説得・批判をする人は逆効果なので頼らない。

それが、自殺願望と戦う上での、人の頼りかたです。

これは、頼られる側から見れば、自分勝手で子供っぽいワガママに映るでしょう。

しかし、頼る側からすれば、下手に頼って本当に自殺へ追い詰められるかもしれないという苦痛を回避するための、最終防衛ラインなのです。

私は、人に頼ってたくさん救われてきました。

そして、幾度も、頼ったはずの人に奈落の底へ突き落とされました。

どうか、自殺を考えて、それでもなお人に頼る時、正しく自分を支えてくれる人を頼れるように。

そして、自殺企図者が頼ってきた時に、自分が正しく支えてあげられる人になるために。

この記事が、一つの目安として働けば幸いです。