Hack 11: 自殺・うつ予防ハック
三行早見
- 初級:何もできない時をしのぐ準備を、元気なうちにしておく
- 中級:無理やり外界と接触する機会を作っておく
- 上級:自殺を止めてくれる人を確保し、その存在を脳に刷り込む
さて、このページをご覧になっているということは、あなたはうつで、自殺を考えているのかもしれません。
今現在自殺を考えているなら、この記事ではなく前の記事を読んでください。
このハックは、急性期には役に立ちません。すぐに休んでください。
このハックは、うつ経験や自殺願望を持った経験のある人が、元気なうちに行っておくべきものです。
これらを行うと、うつが極端になって、何も動けない時・あと一歩で自殺する時の生存確率を上げられます。
初級、中級、上級に分けて、ご紹介いたしましょう。
初級:何もできない時をしのぐ準備を、元気なうちにしておく
何もできない時をしのぐ準備、具体的には食料の確保を、元気のあるうちにしておきましょう。
カロリーメイトがオススメです。
箱を開けて袋を裂けば食べられますから。
あれを10箱、常時枕元に置いておきましょう。
これで死なずに済みます。
冷凍食品もオススメです。
買って、とりあえず冷凍庫にぶち込んでおきましょう。
チンする手間はあるものの、カロリーメイトよりマトモな食事を摂れます。
マトモな食事を摂りたいと思えるくらい、少しだけ回復した頃に効果的です。
中級:無理やり外界と接触する機会を作っておく
続いては、無理やり外界との接触機会を作っておくという方法です。
例えば、部活動やサークル、スポーツクラブなど。
所属している限り、定期的に行われる活動に参加することになります。
これは、うつになりかけている時に、外へ出て改善するきっかけとして大いに役立ちます。
加えて、運動をする団体だと、運動が脳に正の影響を与えるため、特にオススメです。
私自身も、研究室うつを克服する第一歩として、所属していた運動部を使えました。
あるいは、両親や兄弟姉妹、祖父母や伯父伯母。
家族関係が良好なら、精神がヤバくなり始めの時に、定期的に会いに行くと連絡してしまっておくと吉です。
連絡済みなら、たとえ精神がヤバくても結構な割合でたどり着けるし、もし行けなくても心配してもらえます。
特に、祖父母はオススメです。
大抵の場合、孫が来ると可愛がってくれるものなので、自己肯定感や自己の存在意義を確かめられるので。
上級:自殺を止めてくれる人を確保し、その存在を脳に刷り込む
自殺を止めてくれる人を確保し、その存在を脳に刷り込みましょう。
この方法は、最も効果的ですが、同時に最も難しいことでもあります。
まずは、何らかの人間関係の中で、信頼できる友人を作ります。
その人に日頃から自分の弱さを見せておき、自殺したくてヤバい時には頼らせてほしいとお願いしておきます。
ヤバい時に電話できると良し、可能なら家に来てもらえると最強です。
その上で、その人の存在を、自殺したい時は何を置いても連絡すると、自分の脳に刷り込んでおきます。
さて、その友人ですが、信頼がおけるかという点に加えて、性格を考慮しておく必要があります。
望ましいのは、「生きててほしい、死んだら嫌」だから止めてくれる友人。
危うい時に、感情的に止めてくれて、親身に励ましてくれます。
方法論や精神論で説得してくる友人は、急性期には避けましょう。
(次の記事で、頼るべき人と頼るべきでない人のガイドラインを示します。)
まとめ
何もできない時をしのぐ食料の準備をし、無理やり外界と接触する機会を作っておき、自殺を止めてくれる人を確保して脳に刷り込んでおきましょう。
段階を追って達成が難しくなっていきます。
ですが、段階を追って効果が高まるのもまた事実です。
一歩ずつ、少しずつの準備で構いません。
まずは、カロリーメイトを買い込む所から始めてみませんか。
これらのライフハックで、うつや自殺との戦いを、しのぎきりましょう!