【就活・企業研究】企業回りで絶対意識すべき4点
四行早見
- どんな能力が身に付くか?
- 自分にとっての「不正解」はないか?
- 自分が心惹かれる点はどこか?
- その会社の選考スケジュールは?
説明会やインターンで企業を回るとき。
「どんな情報を集めたら良いの!?」と思いませんか?
私はめちゃくちゃ思っていました(笑)
事業内容?福利厚生?確かにこれらも大事ですが…。
あなたは戦略的に、今と将来を見据えた目線で、情報を集めましょう。
まずは「身に付く能力」に注目します。
どんな能力が身に付くか?
入社後の自分に、どんな能力が身に付くか。
これこそが、決定的に重要です。
入社後に伸びる能力から、以下のことが分かります。
- 自分の性質と合っているか?
- 自分にその仕事が出来そうか?
- その能力にどれだけの将来的な需要がありそうか?
自分の現在、近い将来、転職も含めた遠い将来。
それら全てに関わる事項を、能力の視点から俯瞰できます。
逆に、能力が分からない会社はアウトです。
いわゆる「配属ガチャ」に将来を任せるのは、ギャンブルでしかありません。
ところで、「どうやったら身に付く能力が分かるの?」と思いませんか?
とっておきの方法があるんですよ。
ぜひ、次の質問を、人事担当者や若手社員にぶつけてみましょう。
「入社から3年で、どんな能力が身に付きますか?」
その回答は、あなたが3年後になっていたい姿でしょうか?
経験談として、IT系の2つの会社の、若手社員による回答をご紹介します。
「一人前のプログラマーとしてやっていける技術力かな。」
「んーーー、コミュ力?あとちょっとExcelとか。」
どちらの環境がいいかは明白ですね。
さて、能力が超大事なのをお分かりいただけたところで。
ここからは、自分の性質について分析していきます。
自分にとっての「不正解」はないか?
あなたにとっての「不正解」は、その企業にありませんか?
ここでいう「不正解」とは?
「一撃で身体的・精神的ノックアウトが確定している要素」です。
断言しましょう、説明会レベルで1つでも「不正解」があったら。
その会社で、あなたは壊れるでしょう。
例えば、夜更かししたら体を壊すのに、徹夜のシフトが週1であるとか。
あるいは、プレッシャーで潰れるのに、困難なノルマと脅迫的な上司がいるとか。
このように「嫌だな」でなく「壊れる」レベルの要素がある会社は、確実に避けましょう。
事前に、何が自分にとっての「壊れる」レベルかを知っておきましょう。
そして、「壊れる」レベルのものがあるか否かを質問するのが重要です。
さて、ここまできていよいよ、ポジティブな面を考えていきましょう。
自分が心惹かれる点はどこか?
その会社に惹かれるのは、どんなところですか?
これは、話を聞いてみての率直な感想で構いません。
ビジネスが自分に向いてそう?
扱っている商材が面白そう?
子どもとたくさん触れ合える仕事?
社員の雰囲気がいい?
何でもいいでしょう。
自分の心惹かれる点は大事です。
それがあれば頑張れますし、なければ頑張れません。
ポジティブな点を見つけていきましょう。
さて、ここまでは理念的なものを扱ってきました。
最後に、「選考スケジュール」を掌握しましょう。
その会社の選考スケジュールは?
その会社の選考スケジュールを把握することは極めて重要です。
なぜなら、スケジュールは会社によって全く異なるからです。
極端な例では、3年夏のインターンで選考をほぼ完了している会社もあります。
また、別の会社では、1月に説明会の後、2月に面接開始、3月には内々定でした。
「4月から説明会で、6月から選考開始のはず…」
この思考だと、スタートラインにすら立てず、始める前に詰みます。
説明会限定での選考情報もありがちです。
生の選考スケジュール情報を、自分から掴みに行き、記録しておきましょう。
まとめ
会社回りで大事なのは、まず能力。
どんな能力が、どれくらいの速度で身に付くのかを掴みましょう。
続いて、自分の性質。
自分にとっての「不正解」を避け、惹かれる点を見つけましょう。
そして、選考スケジュール。
どの時期に何が始まるか、事務的に押さえておきましょう。
これらを掌握すれば、自分に合った充実した会社を選別できるでしょう。
まずは説明会に向けて、この質問を心に留めることから始めてみませんか?
「入社から3年で、どんな能力が身に付きますか?」
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